バスルームの詰まり・逆流の原因を探る!
バスルームの床のタイルはいつも清潔を保っていたいものです。何しろ素足で歩くところですから、床がキレイであることは非常に重要です。お風呂でこれから洗うんだからいいじゃないかと思うかもしれませんが、歯磨きや洗願の際にも、スリッパなどを着用しているとはいえ、やっぱり足の裏の清潔は重要です。
しかしバスルームの床は、水漏れなんていう生易しいレベルではすまないくらいの、大量の水があふれかえってしまうことも多いです。原因はもちろん、排水口や排水パイプの詰まりです。それはわかっているのですが、バスルームではなぜこんなにも排水口や排水パイプの詰まりが頻発するのでしょうか?
その原因となるのが、排水口トラップや排水パイプの汚れの付着です。血管の動脈硬化ではありませんが、せっけん水などの油分が排水口トラップやパイプに付着することで、排水の効率が悪くなっているのです。要は、詰まりにより流れきれなかった水がとどまり、さらに流そうとすると逆流するという、なかなか厄介な状況に陥っていることになります。
この状況を放置すると、実質的な衛生面はもちろん、気分的にもブルーになってしまうので、床に水がたまったり逆流したりする原因であるトラップやパイプの汚れ、詰まりを何としてでも解消しなければなりません。
バスルームの排水口、排管パイプの詰まりを解消!
まずは、排水口トラップや排管パイプに汚れを付着させない、詰まらせないこと、つまりはバスルームのトラブルの予防を心がけることが重要になります。予防法としては、週1回くらいの頻度で排水口トラップを掃除すること、そして、排水口トラップにネットなどをかぶせてゴミの侵入を未然に防ぐことが挙げられます。つまり、トラップのためのトラップを装着するイメージです。
しかしせっけん水は流さないわけにもいかないので、予防をしてもなお、詰まりのトラブルは起こりえます。起こってしまった場合の対処も重要です。詰まってしまった場合は、トラップをはずして排水口のパーツも全部取り出し、古い歯ブラシなどですべてクリーニングします。
詰まりや逆流が頻発しているとすると、かなりしつこい油汚れが付着している可能性がありますので、その場合には、市販のパイプクリーナーでしつこい汚れを洗浄するなどの対処が必要になります。
苛性ソーダ系のクリーナーを注入したあとお湯を注いで小一時間放置して十分洗浄してから、水などをたっぷり注ぐとキレイになりますよ。